【擬人カレシ】ミケの日常(小説)

記憶の欠片 ーspringー(おまけにする意味あるか?編)

 ←今更だけど →双子
今日はとある日のできごと。
あの小説から数週間後のできごとってことで♪
あ。微妙にBL表現が今回、入っています。
少しでも男同士どうこうあるのが苦手な方は読まないで下さいね!

・・・・・・・・・

「よーし!ソメイヨシノ、開花宣言来たぞー!花見にみんなで行かないか?」
ゆうまの眼がキラキラする。
「わーい!お花見行く行く!で、いつ?おだんごとか桜餅持って行く?」
巴衛もわくわくだ。
「持って行こう!あと弁当とか持ってくのもいいよな♪・・・あれ?」
振り返るとそれに対してノリが悪い二人。
「花見?いいね、もちろんゆうまちゃんと二人きりだよね?」
ニッコリ笑うレン。
「花見?・・・ゆうまとだけなら行ってもいい」
わいわいするより静かに過ごす方が好みのミケはそっけなく言う。
当然、彼らは二人だけで静かにデートを楽しみたいのだ。
「え?レン?ミケ?なんで二人っきりじゃないとダメなんだ?みんなでいっしょに楽しまないとつまらんだろ!?」
「そうじゃないっ!」
「ちがーう!!もうゆうまちゃんてば!」
「んー??」
ゆうまは考え込んでしまう。
暫くしてぽんっと手を叩くとにっこりと笑った。
「わかったー!お前ら桜の下で焼肉がいいんだろ?でもって酒盛り!うちはみーんなイヌ科のケモノばかりだもんな。こーいう時は肉たっくさん食べたいよな!奮発してたっくさん買おうな!」
すっごく嬉しそうに言うゆうま。
「そ、それだ!ゆうまが焼肉するっていうならな」
なんでそうなるんだ!鈍さ、半端ないだろ。俺が行きたいのはお前とだけだ!が、あんなに嬉しそうにされると反発できん!とミケは心の中で叫んだ。
「んんー?ゆうまちゃんよくわかってるね♪」
もうもうゆうまちゃんってば鈍いよ。なーんでそうなるの?二人っきりで行きたかったのに。でも嬉しそうにしてるししょうがないかな?
レンからはため息が漏れた。
すごく喜んでるゆうまの前では二人とも何もいえないのだ。
「よーし!決定な。あ。巴衛はまだ未成年だからお酒飲めないからジュースとお茶も持っていこうな♪」
「わーい!すっごく楽しみだね。あ。ゆうまさん、いつもの和菓子屋さんが桜のお花見期間限定で特別な桜餅を出すんだって!行く前に買って行こうよ」
「お。いいな~そうしよう!」

で、お花見当日・・・・
「おいおいおいおい!ミケくーん、レンくーん飲みすぎてないか?」
あせるゆうま。
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「にゃにゃーん!ゆうま~心配するな~大丈夫ですにゃ~俺とレン、仲良しですにゃ~♪」
ケタケタ笑うミケ。
キツネが「にゃー」と鳴くなんて始めてみた。とあきれるゆうま。
「わおーん♪ミケちゃんとオレはなかよしですわん♪ほらほらミケちゃんあーん!」
レンがミケに焼肉を食べさせる。
オオカミって犬と同じ鳴き方だったか?「ガオ」じゃなかったか?ゆうまは考え込んだ。
「・・・きゅーん。巴衛~お兄ちゃんたち壊れちゃったな。ゆうま先生もびっくりするぐらいいっぱい飲んですっごい勢いで酔うんだもんな。困ったワン」
ゆうまが笑いながら動物の鳴きマネをしながらスルメを口に入れた。
「でもミケ兄もレンも楽しそうだね。ゆうまさんはお酒飲んでも酔わないコン?」
釣られて巴衛もキツネのように鳴く。
「実はオレが飲んでるのはノンアルコールで~す!今日は車で来たからな。じゃなくてもあまり酔わない。巴衛も飲めるといいけどまだ子供だもんな。大人になったらいっしょに飲もうな」
「僕が大人になったらゆうまさん一緒に飲もうね。酒盛りしようね」
なんて話してる所にミケとレンが二人なかよく抱き合いながらゆうまの前に立つ。
「なあゆうまにゃん。レンと今日は寝ることにしたにゃ。ゆうまのお部屋のお布団で二人っきりで寝るにゃ♪」
「ねえねえ!ミケちゃんゲットしちゃったワン。ゆうまちゃ~ん!きょうは~ミケにゃんといっしょにねるねる~ゆうまちゃんのベッドでねるの!」
「・・・二人とも幸せそうだな。寝るのか?俺のベッドで?二人で?」
酔っ払いどもが。
この時点でゆうまの狭い布団では3人も寝れないのでゆうまは今日はリビングのソファで寝るのが確定!
普段はそこまで仲が良いかと言うとそうでもないだろうにとゆうまは思った。
が、あえてここは様子を見ることにした。
明日、正気にもどったら2人ともパニックか?
あ。それもおもしろいか?と考えた。
「えっ!つまり俺はミケに振られたのか?ショックー!」
ゆうまはわざと驚いてみる。
「にゃにゃにゃ?そうみたいだにゃ。ばいばいにゃゆうまにゃん♪俺、レンにゃんとしあわせ~♪」
ケタケタ笑いながら手を振るミケ。
「仕方ないワン!レンちゃんがゆうまにゃんのかわりにミケちゃん大切にする~」
こうなると酔っ払いどもはどうしようもありません。
「巴衛、おもしろくないから明日の正気に戻った二人の反応を観察するぞ!」
「ゆうまさん、ふられちゃったもんね。あ。おもしろそうだから僕も参加する!」
ゆうまと巴衛の眼がキラキラした。
「ふふふ。トモちゃん、明日が楽しみだな」
「もう、ゆうまさんったら悪趣味♪」
「ん~巴衛だって~♪日頃、俺らを女扱いしてる腹いせも兼ねてお兄ちゃん達をじっくり観察しような!」
「あ。そっちも兼ねてるの?僕、本当に乗るよ?ゆうまさん大好きだし!」
何故かよくわからない事にこちらも男の友情?が生まれた。

そして翌朝・・・・
ゆうまと巴衛がリビングで朝食を仲良く取ってるとゆうまの部屋から2人の悲鳴が上がる。
「ぎゃあああああー!なんでお前がここにいるんだあー!!!!」
「いやああああああー!何でミケちゃんとおおおおー!!!!」
それは家中に響くほどだった。
「やれやれ案の定だな」
ふっとため息をつくとゆうまはカップに注いであるミルクティーを一口飲んだ。
「本当だ~酔っ払うと朝、ああなっちゃうんだ~」
昨日のつづきがあるんだと初めての体験で巴衛は感心した。
「もう少し何かあるかもな?」
「え?まだ何かあるの?」
眼を丸くする巴衛に笑いながら自分の部屋の方を指で差した。
「そろそろ来るぞ?二人ともパニくってるからな」
「え?うわあああー!!」
巴衛がゆうまの指した方を見るとあられもないかっこうのミケとレンが掛け布団を巻きつけただけの姿で一目散にやってきた。
「ゆ、ゆうまー!あああああの・・・・何がなんだ!どうなってる!?せ、説明しろ!」
「うわああああーん!ゆうまちゃん、たすけてー!何がなんなの?オレの〇〇はどうなっちゃったの!?」
二人とも涙目になりながらゆうまに助けを求める。
「げっ!」
が、ゆうまの予想以上にすごいことが起こったようで呆然としてしまった。
「・・・・・おれ、へやおいだされてここでねてたからなんとも。ふたりともたのしめたようでよかったな」
棒読みな言い方だった。
「何!?」
「いやあああー!!」
なおもパニックになるミケとレン。
「・・・・お兄様方、そろそろ見苦しい物しまってくれないか?布団で隠してるつもりかも知れんが見えるから!眼のやり場に困る。あと人が自分の寝床でやった跡で寝る趣味はない!今日は良い天気だ!シーツとかきれいに洗って消毒しといてくれ」
ため息をつきながらそう言ったゆうまの言葉はとても冷たかった。
明らかに機嫌が悪かった。
ミケとレンはその場に立ち尽くしてしまった。
「ゆうまちゃん・・・」
「ゆうま?」
怒らないでくれと言いたかったがどう考えても自分たちがいけないことをやったとわかってるから言えない。
「ミケ!レン!いつまで突っ立ってるんだ!お前らケモノか!?じゃなきゃ露出癖か!さっさとなんとかしろ!!ただでさえ恋人に振られるわ、寝不足だわなのにお前らのヌード見せられてイライラする!!」
ゆうまが思いっきりどなったところでミケもレンも頭を抱える。
「あ・・・あたまが・・・・ガンガンする・・・・」
「あたまが・・・いたい・・・ゆうまちゃん・・・・大声出さないで・・・・うっきもちわるい・・・」
レンがふらふらとトイレに駆け込む。
「わっ!ミケ兄、レン大丈夫!?」
巴衛もびっくりして声をかけた。
当然のごとく、二人とも二日酔いだった。
「ああ、やっぱりな」
ため息をつくとテレビの側のボードから薬箱を取りにゆうまは立ち上がった。
「ゆうま・・・あの・・・俺、お前のこと・・・」
オロオロしながらゆうまの後ろからミケが話した。
「正直、すっごくムカつく。なんで他の奴と裸になって寝てるんだって!でも・・・昨日のは事情が事情だし事故みたいな物。仕方がないんだって!自分に言い聞かせなきゃ気が狂いそうだ。大丈夫。なんとか心の整理はできてるし。ミケの気持ちはちゃんとわかってる。・・・さっさと何か着て来い」
思った以上にすごいことになってたから驚いただけ。
ちょっと取られた気がして嫌だっただけ。
そんな感じで先ほどまでと違いミケを労わる様に静かに言った。
ミケが自分の部屋へ行くのを見送るとゆうまは巴衛に話す。
「巴衛、お兄ちゃんたちみたいになりたくなかったら大人になってもどこかの場で楽しくても意識がぶっ飛ぶまでお酒は飲みすぎないこと」
「う、うん。わかった」
巴衛もびっくりしてゆうまの言われたままうなずくしかなかった。
「さてと・・・思った以上に二日酔いがひどいレン様の様子でも見てくるかな?」
これも先生の仕事だしな。
二日酔い用の薬を薬箱から出すとすぐ側にある机に置くとゆうまは心配そうにレンのいる所へむかった。


数分後、レンとミケはなんとか薬を貰ってなんとか落ち着いた。
実のところ、酒を飲み始めてから何が起こったのかまったく記憶がなかった。
よろよろしながらゆうまと巴衛に何が起こったのか聞くことにした。
「えっと・・・会場でのことはこんな感じな。で、家に帰ってからは~」
ゆうまがそういったところで代わって巴衛がつづきを話した。
「ミケ兄とレンてば恋人みたいに抱き合ってた。その・・・キスとかはしてないみたいだけど。車ん中は僕も前だったし、ゆうまさんは運転してたからミケ兄とレンのことはさっぱり。あの状態だったら最悪、してるかも。あと、ゆうまさんが自分達の部屋で寝ろって言っても嫌だ!離れたくないって言ってだだこねて。で、二人でぽてっとゆうまさんのお布団で寝ちゃったよ」
「その先は俺もこっち(リビングのソファ)にいたから推測な。酒飲んで暑かったから二人とも無意識に服を全部脱いで寝てたんじゃないか?保障はできないが。最悪の場合、お前ら俺が知らない世界に入ったかも知れないけどな」
ゆうまから最後の一言を言われて二人は凍りついた。
「げ!最悪だ。俺とレンが?ゆうまじゃない男と!?」
「イヤイヤー!ミケちゃんとそんなことなんて~!」
青ざめ、ふるふると頭を振り鳥肌を立って涙目になるミケとレンの姿がそこにあった。
「そんな事言われてもなあ。まあ事故ってことで・・・」
「うん。僕もどうしようも・・・」
ゆうまと巴衛はため息をついた。
予想以上に面白いこと(?)になっていた。

おわり




・・・・・・・・・・・・・・・・・

画像は今やってるスタンプラリーの景品。
ぐるぐるまわってたら貰ったもの。
今回の話はもらった時に思いついたのです。
てか、気がつきゃ物によっては大量発生中の『サラリーマンと花見と』シリーズです。
うち、巴衛は未成年設定なのでお酒はちょっとですが二人ですよ?
何個あるんだか?
しかも深夜~明け方がドロップ率やたら高い気がする。
どうも5種類ある気がするけど今現在、これの焼き鳥がまだ出てない!
終わるまでに出るといいな。
今回はポイントで貰えるアイテム目当てです。
目標スタンプの数&pt行けるかな?ドキドキです。

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