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【擬人カレシ】ミケの日常(小説)

ミケお誕生日おめでとう!

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去年の今日、何気にmixiの擬人カレシのCMをクリック!
これが数時間どころか数分?ではまり・・・・
今じゃかけがえのない存在。
まさか、ブログが占拠?されるまでとは自分でも思わなかったわ。
そのきっかけを作ったのがミケ。
君のおかげでそれから私の世界が一気に変わった。
今いる世界が少し楽になった。
私のストレスは君のお陰で大幅に軽減されてるのは言うまでもない。

ミケ、生まれてきてくれてありがとう。
擬人カレシを作ってくれた方に感謝します。

そんなこんなで今日はミケの誕生日。
ミケはどんなお誕生日を迎えたかな?
少しBL入ってるけどそれでも平気の方はどうぞ♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3日ほど前からゆうまの態度がおかしい。
普段だったらどんなに忙しくても自分の方を向いてくれるのに。
俺、ゆうまに気に障るようなことしたか?
どうも避けられてる気がしてならない。
さっきもそうだった。
気持ちを探るために声をかけたが当のゆうまは素っ気ないものだった。
「なあゆうま?」
「あ。ごめん!今、俺忙しいからあとで。巴衛あのことだけどさ・・・」
そういうとそそくさと巴衛の側に行くと何やら俺には聞こえないように耳打ちしてる。
しかもちらちらとこっちを見ながら。
なんなんだよ!俺が何かしたっていうのか?
別の時はレンとゆうまがリビングのソファで二人で座り込んで何かやってた。
「ん~ゆうまちゃん、ここくらいまでやってほしいな♪」
「は?そ、そんなの俺、無理!」
恥ずかしそうにしながらふるふると顔を振るゆうま。
それに対してレンは気持ち悪いくらいにニヤニヤしてる。
「そお?俺だったら~そこまでしたってかわいいゆうまちゃんだもん。嬉しいけど?」
そう言ってゆうまの両手を握りしめて又、にっこりとしてるが当のゆうまは引き気味。
「え?な、な、なわけないと思う。それじゃあドン引きだって!」
そう言いながら顔が赤い。
何の話かは俺にはさっぱり分からない。
が、明らかに俺が見るかぎりゆうまがレンに誘惑(?)されてるのはたしかだ。
あんのオオカミ!又、ゆうまに手を出してるか?
と、思ってレンをぶん殴ったところ、逆にゆうまの奴が怒って「邪魔するな!ミケはあっち行け!」ってレンをかばって。
いつもだったら「ミケ、大丈夫だ。でもありがとう」とか言うのに!
もしかして俺なんてどうでもよくなったか?
本当はレンの方がゆうまは好きなのか?
それでも言い出せなくってオレの側にいて逆に俺が苦しめてるとか?
考えれば考えるほど良くない方に考えが行く。
そんな状態だからついゆうまに言ってしまった。
「お前、本当は俺に飽きたんか?随分レンと楽しそうにやってるみたいだな。だったら言えよ!好きじゃないのに無理に俺の側にいてもつらいだけだ」
びっくりしていたけど、悲しそうだった。
「なんでそうなるんだ?ミケ、loveとlikeは違う。わかんないか?俺はミケのこと・・・」
それっきりゆうまと話す機会を失った。
最後、どう言いたかったのか?疑問はあるが。
が、相変わらずゆうまは俺のいるところでは巴衛やレンと耳打ちで何やら話し込んでいる。
そんなに俺には聞かれちゃマズいことか?
ゆうまが連れて来た時から本当の弟みたいに接して一番話しやすい巴衛に聞いてみる。
「え?何をゆうまさんと話してるか?ミケ兄は気になる?んーでもゆうまさんに止められてるし・・・。あ。ごめーん、僕今からバイト~急ぐから!じゃあね!」
うまく逃げられた。
仕方がないからレンに聞くことにした。
あいつ、俺の物に手を出そうとしてるから正直、いけ好かない。
ゆうまに言われて自分達がオスなのに恋人同士だってことは黙ってるが、本当は「俺の物だ!手を出すな!」くらい言ってやりたい。
が、当のレン。
今はムカつくことに明らかにゆうまとグルだ。
「え?ゆうまちゃんと何話してるか?んふふふミケちゃんは気になる?」
この次点でやっぱり聴くんじゃなかった!と、微妙に後悔。
なんだ?この腹が立つ自信有り気な思わせぶりは!
「俺はゆうまちゃんと誰にも言えないとっても秘密な恋の話してるかな。ど?満足?」
ムカつく!!コイツに聞くだけ無駄!ゆうまにめちゃくちゃモーションかけてたのか!?
まあゆうまもそこまでアホじゃないからレンの誘惑に乗らないとは思うが。
が、なんか頭に来たから俺は気がついたらレンの頭をぶん殴ってた。
「キャイーン!もうもう本当のこと教えてあげたのに~ミケちゃん、暴力反対!!」
「あいつはノーマルだから手を出すな!て、お前に何回も言ったと思うが?」
俺はレンをギロリと睨む。
『ノーマル』というのは今のゆうまに対するカモフラージュでしかないかもしれない。
誰にも俺たちの恋仲を気がつかせることの無い為の。
本人が言うにはもともと普通に異性との恋愛の経験はあるみたいだがオス同士の経験はまったく。
つまり、同姓を好きになったのは俺が初めて。
こんな状態だから、最初は手をつなぐことでも恥ずかしがって戸惑って。
まあ最近はあのゆうまも少しはなれたか?キスくらいはする様になった。
あ。それは俺が強引にしてるか。
なんやかんやで本心からは嫌がってないとは思うが。
交尾にいたってはいつになるのか?俺でも見当がつかない。
いっそうのことガバッ!と押し倒してやろうか・・・
俺はオスだ。そう思うことだってある!
実際、獣の時だったらもうとっくに食べてると思う。
でも人としての何かが芽を出してるか?それをやったら泣かれるかと不安になる。
俺の中で守って大切にしなければと思うのも確か。
だから、レンみたいにあいつに手を出す奴が無性に腹が立つ。
「で?ゆうまと何はなしてたって?」
胸倉をつかんで俺はレンに問いただすが奴もなかなか口を割らない。
「ミケちゃんってばゆうまちゃんと何てこと無い話してただけだってば!それなのに何怒ってるの?」
「素直に言えって!」
そこへタイミング悪くゆうまが部屋へ入って来る。
当然、俺たちの光景と言ったらケンカしてるようにしか見えない。
割ってゆうまが入ってくると俺とレンの頭を思いっきりぶん殴った。
鈍い音と殴られた痛さが伝わる。
こういう時はゆうまの奴はどんな理由があっても容赦なし。
「何ケンカしてるんだ!?やめろって!!お前達すぐにケンカする!」
そうだ。たしかに最近、ゆうまに引っ付こうとするレンに頭に来てケンカばかり。
取られるんじゃないかと不安になるのもある。
当のゆうまはいつも俺の方をじっと見てると感じるのに。
レンも多分そうだ。
あいつは明らかにゆうまに気がある!
俺を敵視してるのがわかる。
が、ゆうまは・・・多分、気がついてない。
「だって~ミケちゃんが~」
「は?お前が素直に話さないからだろ!」
二人でいい訳じみたこと言うとまたしても有無言わさずにゆうまのゲンコツが飛ぶ。
何回ぶつんだ!?痛いだろ。
「どんな理由でもいい訳無用!ケンカばかりだな!少しはお前達は仲良くなったらどうだ?」
そういうと食器棚のほうへゆうまは行くとビンを取り出した。
ビンの中身は俺たちが好きなラブナッツ。
が、普段は見ると俺たちは見境無しに食べちゃうからとゆうまが管理して必要な時だけ必要な数だけくれる。
「お前ら少し落ち着いて話し合ったら?はい、ラブナッツ一個づつな。自分で食べるなよ~お互いに相手の口にあーんな!」
衝撃の一言。
「何!?こいつとか!」
レンの口にあーんしろと!?冗談じゃない!ゆうまならともかく!どういうつもりだ!!
当然、レンの顔も引きつる。
「ミケちゃんも嬉しいけどさ、あーんってしたらゆうまちゃんが入れてくれる方が嬉しいかな?」
が、ゆうまは俺たちを睨みつけて無言の圧力をかけてくる。
「ひいいいー!ゆうまちゃん、マジに怒ってるよ~はい。ミケちゃんあーん!」
「じゃ、レン口開けろ!」
言われるがまま俺たちはそそくさとやるしかなかった。ゆうまは怒らすと怖い。
俺たちの行動を見守るとゆうまは納得したらしく「これでケンカしないで済むか?」と言うといつもどおりニッコリしてた。
あいつの考えではラブナッツをお互いに食べさせるのは仲直りのおまじないか?
1つくらい食べたくらいじゃどうもならないと思うが。
「あ。そうだ!ミケ、悪いけど今日、町内会の公園掃除の日なんだ。当番はうちのマンションになってる。俺はこっちの仕事あるし、レンは今から勉強あるから今から3時間ばかり行って来てくれ!あ。それと買い物も頼んでいいか?メモは書いておくからさ。悪いな」
そう言うと机の上でメモ用紙を取り出し書き出す。
買い物リストをすぐに書くと俺に渡された。
「じゃ、よろしく!遅刻するとご近所さんに申し訳ないからすぐ行け!」
ゆうまがそう言うと俺は追い出されるかのように外に出された。
なんなんだよ!
俺はやっぱり邪魔なのか?
もやもやしながら言われたとおりに公園掃除に向かう。
なんで俺が!いつもは3人で行ってきてくれって言うのに。
貰ったメモを見てもびっくり!買い物リストがびっしり!
暫く引きこもりでもするんか?ってくらい。
オス4人たっていつもこんなに買わないだろって感じだ。
やっぱりもやもやする納得できない。
あいつは明らかに俺を避けてる。理由は何だ?

公園掃除が終わって買い物を済ませると夜になった。
この買い物リストは何だ!?ってくらいに多かった為だ。
買い物に戸惑って気がつけば夜。
とはいえ量の割に俺が軽々持って歩ける重さではある。
が、こういう時はエレベーターがあるとはいえ、何でゆうまはマンションの最上階を買ったのか?聞きたくなる。
というかゆうまの育ての両親というやつがゆうまのために買ったのか?
理由はどうあれなんで下の階にしなかったのか?と思う。
やっとの思いで家に帰ってきたら玄関に置き手紙。
部屋の中はシーンと静まりかえっていた。
何だよ!みんな夜だってのに出かけたんか?
なんだろ?この俺がすっごく寂しくなってきたんだが。
『ミケへ おかえりなさい。買ってきた物は全部俺の部屋に入れといて。で、その後にリビング来いよ! ゆうま』
なんだよ!それ。
人に買い物任せてリビングに行くと俺のご飯だけ置いてあるってオチか?勘弁だ!
ゆうまの奴、そこまで俺のこと嫌いになったのか?だったらこっちから振ってやる。
もうイライラマックスだ。
書いてあるとおりにゆうまの部屋へドサドサっと俺は無造作に買った物を置くとリビングにどうして行くんだよ!
なんて思いながら歩いた。
そして、リビングの扉を開ける。

「ミケ、お誕生日おめでとう!」
「ミケ兄、お誕生日おめでとう!」
「ハッピーバースディ!ミケちゃん!」
見るとたくさんの料理がきれいに並んでた。
「え?誕生日?なんだそれは!?」
何がなんだかわからなくって俺はとまどった。
誕生日ってなんだ?
するとゆうまは俺が戸惑うのが予測済みだったみたいで教えてくれた。
「ミケ、今日は何月何日?」
「あ。8月9日だ」
「覚えてるか?去年の今日、人の姿を貰って『ミケ』が生まれた日。人はお誕生日を祝うものだしな。こういうの初めてだろ?」
・・・ゆうまがずっと俺が生まれた日を覚えてた!?
ふとまだ研究所にいる時の事を思い出した。
それは名前を貰って引き取られる次点でそれが自分の大切な誕生日になるというのを聞いたことを。
獣としてじゃなく人として生きることになるからと。
俺はゆうまの問いにうなずくと「今日、そうだな」と。
なんかくすぐったい。さっきまでのもやもやイライラが俺の中から一気に吹っ飛んだ。
「もうさ、巴衛もレンも生まれて初めてお誕生日のお祝いするからって張り切っちゃってさ。たいへんだったんだぞ」
そういいながらゆうまは大きなケーキのある席に俺を案内して座らせた。
「だって、だってミケちゃんの誕生日!せっかくだし派手にやりたいじゃん!」
と、言ったのはレン。
あのレンからこんなセリフが出てくるとは。
「一掃の事、ミケ兄って多分よくわかってないよね?って話になってナイショにして色々企画しようってことになって。もう、いつバレるかってヒヤヒヤだったんだよ~」
笑いながら言うのは巴衛。
「そのケーキすごいだろ?3人で作った。ミケ、甘いの苦手だからどうするかって考えて甘さ控えめ。でもって和菓子系の方が好みだったよなってことで中のスポンジは抹茶ケーキにした」
そう言いながらゆうまはライターでケーキにささってるろうそくに火をつける。
「レン、電気消して~」

ミケ、ハッピーバースディ!

俺はゆうまに教えてもらったとおりにろうそくの火をそっと消す。
すると3人から拍手を貰った。
「ミケ、俺たちからの誕生日プレゼント!いつだったかDVDをいっしょに見てたら泡のお風呂に入ってみたいって言ってたろ?臭いあうか分からないが香りは俺セレクト。一応、柑橘系のさっぱりした匂いにしたんだけどさ」
そう言ってきれいにラッピングされた包み紙を渡された。
獣のときと違ってこんなに生まれてきた事が嬉しいなんて思わなかった。
ありがとう。
俺、人になってよかったなって心の底から思った。
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